3年生の授業風景☆彡日常生活活動論実習
| 固定リンク 投稿者: 理学療法学専攻ブログスタッフ
こんにちは。土屋です。
今日は、3年生の授業のひとつ、日常生活活動論実習の授業風景をご紹介いたします。
今日のテーマは人工股関節全置換術後のADL(日常生活動作)です。
人工股関節術後は、脚の運動方向によって脱臼を起こす危険性があります。
今日は、脱臼を予防しながら日常生活動作を早期に獲得するには、
どのような指導、介助が必要かについて学修しました。
まずは、授業冒頭の30分間で基本的な知識や注意事項を確認し、グループワークを行います。
グループワークでは、まず患者さん像を学生が自分たちで設定します。
さすが3年生。多くの専門知識も身に付いていて、
術式、筋力や関節可動域などの身体機能から、
家族背景、家屋状況に至るまで、必要なことを詳細に設定していました。
そして設定した患者さんに対して、どのように入院中や退院後の日常生活動作を指導、
介助すべきかをディスカッション、発表しました。
下の写真では、ベッドから車椅子移乗の際に気を付けるべき点と動作の方法を、
実際にデモンストレーションしながら発表しています。
臨床では、様々な症状や背景を持つ患者さんを担当することとなります。
その際に、基本的知識をもとに自身で考え、患者さん一人一人に合った方法を見つける、
指導するといったことを少しでも身に付けられるとよいなと思います。
どのグループもとても盛り上がっていましたよ(*'▽')!!