脳卒中の評価 (実技風景)
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こんにちは(゚▽゚*) 土屋です。
ここ数日、急に涼しくなりましたが、皆様体調はいかがでしょうか。
本校の学生は、今日も元気いっぱいに実技に取り組んでいます。
決して、半袖ハーフパンツを強制しているわけではないのですが、たいがい冬でもこの姿。。。
若いって素晴らしいですね( ̄▽ ̄)
さて、冒頭の写真は3年生の神経系理学療法学の講義の様子です。
神経系理学療法学では、脳卒中や脊髄損傷、神経難病の方に対する理学療法について学んでいます。
今日は、これまでの講義の集大成。
脳卒中患者様に対する評価を、実技形式で行います。
3人一組で、一人は患者役、一人は実習生役、一人は実習指導者の役となります。
患者役の学生は、事前に自分で障害像を設定してきています。
麻痺はどの程度か、感覚障害はどうか。痛みはあるのか。
一人で座れるのか、立てるのか、歩けるのか。
詳細に考えてあります。
評価は、初めて訓練室に来室された患者様に接するところから、始まります。
挨拶をして、問診を行っていますね。
教員は、3名でアドバイスに回ります。
「その方法で、本当にいいの?」
転倒の危険性もありますので、介助方法など時には、厳しいアドバイスも入っていました。
今回の講義では、実際の臨床実習を想定して、40分間で一通り評価をします。
これをそれぞれがすべての役になるよう、3巡しました。
1巡目は、なかなか段取りも悪く時間もかかっていましたが、
3巡目にはかなりスムーズに動けるようになっていました。
今日、検査測定したことを統合して、カルテ形式でレポートにまとめて提出します。
これを何度か繰り返し行い、臨床実習に備えています。
今日はぎこちなかった学生も、2度目、3度目と行ううちに、かなりスムーズに評価できるようになっていきます。
大変だけど、がんばれ、3年生!!