内部障害理学療法学(3年生)の様子
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こんにちは(*'▽')土屋です。
今日は、3年生の内部障害系理学療法学の講義をご紹介します。
今日は第6回の講義となります。
内容は、「 呼吸理学療法に関するディベート 」です。
「えっ、ディベートって何?」
ディベートとは、ある事項がよいか悪いか、正当か正当でないか、など主に物事の「是非」「価値」をめぐって、二者の立場に分かれて一定のルールに基づき議論を行うことです。
この活動を行うことで、論理的思考能力やリサーチ力、話し方の技術、相手の意図をくみとる力、自分の意見や考えを客観視する力が養われます。
さあ、今日のテーマは、“慢性閉塞性肺疾患患者に対する横隔膜呼吸の練習や口すぼめ呼吸の練習”についてです。
ゼミごとにグループを作ってから、ゼミ内でテーマを支持する「是」チームと支持しない「非」チームに分かれます。
はじめに作戦タイム! 自分たちで調べてきたことを「是」/「非」チームごとに打ち合わせをします。
ファーストセッションの10分間では、「是」/「非」チームの主張をお互いに否定せずにしっかりと伝え聞き合います。
セカンドセッションの10分間は、お互いのチームの主張の問題点や論点の矛盾を指摘し合います。
そして再び「是」/「非」チームごとに、5分間の作戦タイム。
いよいよファイナルセッション!! ゼミごとで「是」/「非」のいずれの考えを支持するか決めます。
そしてゼミごとに考えを発表して今日は終わりました。
短い時間でのディスカッションでしたが、事前にしっかりと自分の考えをもつために資料をリサーチしてきた成果は十分に発揮されていました。
これからもみんなで協力して様々な物事や事項を見極める力、論理的思考能力を養っていってくださいね。